京都・宇治に佇む国宝、平等院鳳凰堂。静寂の中に息づく千年の美と、心を打つ光景を写真とともに綴ります。また周辺の宿や宇治駅の周辺も案内。


平等院(世界遺産)

●所在地;〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
●Tel;0774-21-2861
●Webページはこちら
平等院入り口

南門
今回は宿の関係上、南門から入りました。また車で来られる人も駐車場の関係上、南門の方が無難だと思います。交通機関を利用される方は正門で大丈夫だと思います。

入場料
一般の大人は700円で国宝本尊を観たい人は鳳凰堂内部拝観料(別途300円)を支払えば閲覧できます。但し入場制限がありますので先着順になります。特に週末などは混みあいますので早めの行動がよいと思います(遅いと長く待つことになります)
鳳凰堂

1052年に藤原頼通によって創建されて、翌年には有名な「鳳凰堂」が完成。この鳳凰堂は、極楽浄土の世界を地上に再現しようとした建物で、阿弥陀如来像が安置されてるよ。屋根の上には金色の鳳凰像がいて、10円硬貨にも描かれてるから、見たことある人も多いかも!
庭園もすごく美しくて、「浄土式庭園」と呼ばれるスタイルで、阿字池に映る鳳凰堂の姿はまるで夢の中みたい🌸 さらに、鳳翔館っていう博物館では、平安時代の文化や仏教美術をじっくり楽しめるよ~
庭園内のフォト





平等院の見どころは、まさに極楽浄土を地上に再現したような美しさと歴史の宝庫なんだよ~✨ ここはただの寺院じゃなくて、五感で楽しむアート空間って感じ!
🌟主な見どころをざっくり紹介すると…
- 鳳凰堂(国宝) 平等院のシンボルで、10円玉にも描かれてる建物!阿字池に浮かぶように建てられていて、まるで極楽の宮殿みたいな美しさだよ~。内部には阿弥陀如来坐像(国宝)も安置されてるよ。
- 浄土式庭園 鳳凰堂を囲む庭園は、池と建物が一体となって極楽浄土の世界を表現してるの。池に映る鳳凰堂の姿は、時間帯や季節で表情が変わって幻想的!
- 平等院ミュージアム鳳翔館 国宝の雲中供養菩薩像や、鳳凰堂の彩色を再現したCG展示などが楽しめるよ。建物自体も現代建築として評価が高いんだって!
- 観音堂・梵鐘・南門・扇の芝 鳳凰堂以外にも、重要文化財の観音堂や、歴史ある梵鐘、芝生が扇の形をした「扇の芝」など、見どころがたくさんあるんだ~。
- 10円玉と一万円札のデザインの元ネタ 鳳凰堂は10円玉に、屋根の鳳凰像は一万円札に使われてるんだよ。実物を見たら「おおっ!」ってなること間違いなし!
紅葉や藤の季節も最高だけど、朝の静かな時間帯に行くと、より神秘的な雰囲気が味わえるよ~🍁
アクセス
平等院へ行くなら、最寄り駅はJR宇治駅か京阪宇治駅が便利だよ~🚉✨
- おすすめはJR奈良線を使って「JR宇治駅」で降りるルート!京都駅から快速で約17分、普通電車でも30分くらいで着くよ。そこから徒歩約10分で平等院に到着~。
- もうひとつのルートは京阪電車で「京阪宇治駅」まで行く方法。こちらも駅から徒歩10分くらいだけど、乗り換えがちょっと多め。でも宇治川沿いの景色が楽しめるから、のんびり旅気分ならこっちもアリ!
今回は旅気分を味わいたかったので2のルートを歩いてみました(本当は車できましたが…)
京阪電鉄「宇治駅」から平等院

京阪電鉄「宇治駅」から歩いて宇治川の橋(宇治橋)を渡って賑やかな通り平等院表参道を歩いて平等院へ行くルートを体感しました。



この通りは、宇治橋を渡った先に広がる門前町で、宇治茶の老舗や抹茶スイーツのお店、土産物屋さんがずらりと並ぶとっても風情ある場所!お茶の香りがふわ~っと漂ってて、歩くだけで癒されるんだ🍵✨
しかも、環境省の「かおり風景100選」にも選ばれてるんだって! 抹茶ソフトの食べ比べとか、茶だんごを片手にのんびり散策するのが最高だよ~。


因みに私はここで茶そば定食を食べました。稲荷の中には茶そばが入っていて絶品、食べる価値は充分だとだと思います。
参考なまでに、JR宇治駅側から行くと「宇治橋通り商店街」っていう別のにぎやかな通りもあるよ。どっちから行っても楽しいから、行きと帰りでルートを変えてみるのもアリかも!
今回、宿泊した安宿周辺の駐車場


宿から歩いて3分の位置に駐車場がありました。他にもいくつかありましたが、ここが宿と平等院の中間地点だったので選びました。土曜日の夜に車を止めましたが1台も泊まっていません。但し翌日の日曜日は満車となっていました。
駐車場で気を付ける点は千円札と小銭を用意する事、それ以外(クレジット含む)は利用できませんので注意しましょう。夜間の場合、周辺には両替できる店がオープンしていなかったため苦労しました。
車で日帰りで来る方は平等院南門の真ん前に同じ料金で止められる駐車場がありました。
ゲストハウス京都宇治川

●住所;〒611-0021 京都府宇治市宇治善法124−5
●Tel;090-6090-2340

フロント受付
フロントは無人でパソコンまたは携帯でやりとりするのですが相手は外国人、日本語が不十分なのでチェックインするのに大変でした。ここは旅慣れた人向きで宿泊している日本人は私1人でした。
宿の設備






私の旅はいつも「貧乏旅」なので格安の宿にしました。この日は週末の土曜日に宿に泊まり翌日、日曜日に平等院へやってきました。宿の値段は何と1泊5,000円!
そして駐車場1泊600円プラス翌日の駐車料金800円で計1,400円でした。
縣神社

●住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華72
●Tel;0774-21-3014
縣神社(あがたじんじゃ)は、京都府宇治市にある歴史ある神社で、平等院のすぐ南に位置しています⛩️。主祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、縁結びや安産、魔除けのご利益があるとされています。
創建は1052年(永承7年)とされ、藤原頼通が平等院を建立した際、その鎮守社として祀られました。それ以前からこの地の地主神として信仰されていたようで、「蜻蛉日記」にも登場するほど古い由緒があります。
特に有名なのが、毎年6月5日に行われる「あがた祭」。これは“暗夜の奇祭”とも呼ばれ、深夜に明かりを消して行われる「梵天渡御」がクライマックス!幻想的でちょっと神秘的なお祭りなんです✨。
境内は自由に拝観できて、御朱印もいただけますよ。もし宇治に行くなら、平等院とセットで訪れるのがオススメです。
縣神社とその周辺





神社は宿と駐車場の中間に位置し平等院の南門まで徒歩で3分くらいです。神社には駐車場がないので平等院とセットで参拝するとよいかと。


