オレ流ひとり旅(京都編)

私の旅は目的地に行くだけではありません。目的地までの途中経過、興味あるスポットがあったら必ずよります。点と点を結ぶ旅行よりも途中経過を楽しむ旅が好きです。

名古屋在住の筆者が京都へ旅する手段として新幹線、高速バス、車と種類はありますが今回は車で旅しました。

一言、近鉄だけは利用しない方がよいと思います。

時間がかかりすぎます(その時は特急を利用しなかったので5時間くらいかかりました)

特に車で旅をするときは、寄り道しない手はない~

サービスエリアで小休止

途中サービスエリアで小休止。

朝から何も食べてなかったので昼食をとります

絶品 梅うどん

今日は平日、金曜日のせいかレストランは空いていました。

朝から何も食べていなかったせいか、この梅うどんが最高に美味しかった。

そして、まず最初に寄り道したところは…

車で京都へ行く途中

みちくさ「比叡山延暦寺」

比叡山、延暦寺

今回は名古屋から車で京都まで行く予定ですが途中、約2時間かけてまず比叡山延暦寺に立ち寄りました。

天台宗 総本山 比叡山延暦寺

延暦4年(785)、伝教大師最澄は比叡山に入り小さな草庵を結びました。
その三年後には一乗止観院を創建し、ここを鎮護国家の根本道場と定めました。
これが今日の根本中堂です。

比叡山は日本仏教の母山とも称され、
法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など
日本仏教の各宗の祖師がここで学び、あるいはここで出家得度しています。

見出し

延暦寺散策

地図を見ればお分かりだと思いますがとても広範囲で老人の脚では1日でとうてい回り切れません。
なので有名な東塔を中心に西塔も散策しました。横川へは行けませんでした。

比叡山延暦寺、主な見どころ

  1. 東塔
  2. 西塔
  3. 横川(行けませんでした)

展望台からの眺めと周辺

東塔

東塔(とうどう)エリアの概要 東塔は、延暦寺発祥の地であり、寺の中心的な場所です。

その中でも根本中堂は、延暦寺最大の仏堂であり、総本堂にあたる重要な建物です。建物は国宝、廻廊は国重要文化財に指定されており、歴史的価値の高い名所となっています。2016年から約10年にわたり改修工事が行われていますが、工事中でも参拝は可能で、文化財が受け継がれていく様子を間近で見ることができます。

また、根本中堂の近くには大講堂があり、ここには本尊・大日如来のほか、比叡山で修行した法然・親鸞など、各宗派の宗祖の木像が祀られています。

まず入口から坂を上り左手に行くと…

阿弥陀堂

1937年に比叡山開創1,150年大法要を記念して建立。ここは先祖回向の道場で、本尊に阿弥陀如来をまつり、参拝者が施主となって日々念仏回向が行われています。

延暦寺見取り図

比叡山一周すると約100Km
1日がかりの観光になります。

今回はここまで…

次回に

次は西塔へ行きました

西塔

西塔(さいとう)エリアの概要 西塔エリアは、美しい杉並木に囲まれた修行堂が集まる静かな聖域です。中心には、本尊・釈迦如来を祀る釈迦堂(転法輪堂)があり、これは最澄自作と伝えられています。秀吉によって1595年に移築された延暦寺最古の建物で、国の重要文化財にも指定されています。

また、このエリアには延暦寺を創建した最澄の御廟である浄土院もあり、比叡山内で最も清浄な場所とされています。手入れの行き届いた庭園が美しく、訪れる人々を魅了します。

最後の横川へは時間の都合で廻れませんでした

次の行き先、京都へ向かいます

京都

国道1号線沿いのゲストハウス

所在地;〒605-0864 京都府京都市東山区遊行前町6−503
Tel;075-741-6391
Web;https://guesthouse.sansansantiago.com/

サンチャゴゲストハウス京都店 位置図

車窓から宿を確認、宿には駐車場がないので近辺を探します。

周辺のコインパーキング

旅慣れているので格安コインパーキングを探すのは意外と得意。
基本的に大通りに面した駐車場は割高、少し路地へ入れば意外と安いパーキングが見つかります。

★このように少し路地へ入ればこんな駐車場がありました。24時間上限があるので財布にやさしい。

宿の案内

安宿サンチャゴの入り口で、出入りは24時間自由でした。
宿泊客は殆ど外国人、まれに私みたいなヘンテコ日本人が泊まります。
宿は2階で入り口はお洒落な壺が並んでいました。多分、外国人のウケねらいカナ。

1階は受付とCafe&BARがあります。

受付は美人のオーストラリア人女性でした。日本語が流暢で理解しやすかったです。

寝室

通路の左側がベットルームです。カプセルよりマシといったところ。この当時1泊3,000円くらいでした。現在はインフレの影響でもっと高いかも。

電気、コンセントとセーフティBOXは備え付きです。これがGUEST HOUSEの特徴です。

プライベートルーム

共有スペース

寝室は狭かったが共有スペースは何かと揃っていて便利です。特に長期の旅人にとって洗濯物の問題や広いデスクがあるのでブロガーたちにとっては好都合。もちろんWiFiも完備。

シャワー、トイレはもちろん食器等も自由に使えるので自炊もできます。
もちろん共有の冷蔵庫もあります。

shima旅
shima旅

日本の安宿(GUEST HOUSE)はコスパがとても良い。トイレ、キッチン等共有スペースがとても清潔に保たれていて居心地満点。東南アジアの安宿と比べれば全然コストパフォーマンスがよい。

宿にチェックインして少しおちついたら近辺散策に出かけます。

宿(GUEST HOUSE)周辺散策

宿から至近距離に有名な清水寺がありましたが過去、何度も訪れているのでスルーして鴨川沿いを歩くことにしました。

宿から鴨川まで少し歩いて川沿いを夕涼みしながら進むと前方に「弁慶と牛若丸」で有名な五条大橋が見えてきました。

五条大橋を超えて真っすぐ、そして右の方へ曲がると建仁寺があります。

建仁寺

建仁寺を過ぎて四条大橋の方へ歩くと「舞子はん」で有名な花見小路があります。
舞子さんと遊ぶには「御茶屋」に行かなければなりません。

お茶屋さんは、一見さんお断りです。

建仁寺付近を歩いていたらお洒落な店がいっぱい、さすが京都ですナ。

道は石畳、周りは「御茶屋」「小料理屋」などが立ち並ぶ。
でも京都は表通りより裏道に入った店の方が雰囲気あって入りたくなるものだ。

ついつい入りたくなる店の雰囲気

これから舞子さんがたくさん所属している「御茶屋」が立ち並ぶ花見小路へと足を延ばします。

花見小路

京都の花街で一番有名な祇園甲部を歩きます。もう薄暗くなってきています。
これから私の大好きな時間帯、旅の夜は宝庫という認識です。

今夜は京都5つの花街で一番有名な祇園甲部で遊ぶことに…

京都、5つの花街

  1. 祇園甲部(一番有名で御茶屋さんに所属する舞子の数も一番多い)
  2. 祇園東(祇園甲部の隣だが昼間、歩いたが住宅街がつづき、よくわからなかった)
  3. 宮川町(祇園甲部の隣に位置し地元の旦那衆がよく訪れるとの事)
  4. 先斗町(鴨川に平行して細い路地に立ち並ぶ店の数は群を抜いているようだ)
  5. 上七軒(歴史が5つの花街で一番古いようだ。舞子さんがお酌してくれるビアガーデンが有名)

歩けど、どの店も敷居が高く感じる。何せここは京都だから…

とりあえず外から少し中の様子が見えたので、思い切って小料理店に入ることに、

きらら食堂

きらら小料理

花見小路を何度、往復したことか。1人では店に入りづらくてちょうどこの店は外の小窓から中の様子がカウンター席だったので少し安心して入店しました。

衝撃的な出会い

カウンター席(奥には座敷もあります)に座って、一人でお酒を飲みながら女将と世間話をしていました。

せっかく京都に来たのだから舞子さん観たいなぁ~

すると女将が

この周りには、いっぱい御茶屋さんがあるわよ~
行かれたらどうやす。

行きたいけどコネもないしー
一見さんは、入れないでしょう…

そうね、一言さんは無理どすネェ~

と、その時!

カウンター左隣で1人、飲んでいたお客さんが

行きたいなら私が連れて行ってやるよ

衝撃的な一言が、飛び込んできました。

話を聞くと、この店の常連さんでよく御茶屋さんにも出入りするという。
歳は私と同じく年配者で話が盛り上がりました。

仕事は船乗り(船長)で殆ど外洋に出ているといいます。昔風に言うならばマドロスさん。
こんなコトワザ聞いたことあります。船乗りが陸にいる時は「お金をたくさん持っている」と…

少し古いですが昔よく聞いたセリフです。まんざらでもありません。

そうして、この後、舞子が所属する御茶屋へ連れて行ってもらうことに。

きらら食堂での料理

御茶屋に行けることに感動したせいか食感がすすみました。
お酒も結構、飲んだ記憶です。

そして連れられて御茶屋さん」へ行くことに…

「御茶屋」小田本

御茶屋、小田本

こちらは小田本「御茶屋BAR」カウンター席からの眺めです。
カウンターの中には芸子や舞子がいたりする日もあるそうですが、この日も後で舞子が現れました。

舞子を指名してカウンターごしにお話もできますが「お花代」が必要になります。

こうして私は入店したことにより「一見さん」ではなくなりました。
この日を記念して明日、舞子とランチへ行く約束をしました。

この時、連れてきていただいた方から「御茶屋」遊びのマナーをいろいろ伝授してもらうことに。

初めての経験なので

御茶屋遊びのルール
  1. 1つの花街で浮気はご法度(違う御茶屋さんに行くこと)
  2. 支払いはツケまわし、後日請求書が届き支払います(請求書が届くのは1か月後くらいでした)
  3. もし支払わなかったりしたら紹介者が全額支払います。当然そんな不義理を犯した人は2度と出入りすることはできなくなります。
  4. 顔見知りの舞子、芸子に偶然すれちがった時にあいさつ程度なら問題ないが話し込んだりすると「お花代」がつきます。
  5. マナーが悪かった人、基本ルールを守らない人には次回また予約の電話しても「満席どす~」の一言で終わり。(特に服装、はだしでサンダルは最悪だそうな…)

こうして私の「オレ流ひとり旅」初日を終えました

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