伊勢神宮の正式参拝は夫婦岩で有名な二見興玉神社から始まるそうですが、今回は外宮からスタートし内宮参拝、そしておかげ横丁で食事、土産等買いました。1月のせいか雨でも大勢の人が訪れていました。


雨の伊勢神宮
雨の日の伊勢神宮は、晴れの日とはまったく異なる神聖な空気に包まれ、「浄化」や「歓迎のサイン」としてスピリチュアルな意味合いを持つとされています🌧️。
🌿 雨の伊勢神宮が持つ意味
- 禊(みそぎ)の雨 雨は神社において「穢れを清める力」を持つとされ、参拝者の心身を浄化する自然の恵みと考えられています。
- 神様の歓迎のサイン 特に「参拝中だけ小雨が降り、終わると晴れる」ような現象は、神様が喜んでいる・歓迎しているサインと捉えられることもあります。
- 静寂と神聖さの増幅 雨音が境内の喧騒を包み込み、木々や苔がしっとりと潤うことで、伊勢神宮の神聖さが一層際立ちます。晴れの日よりも人が少なく、落ち着いて参拝できるのも魅力です。

外宮は左側通行、内宮は右側通行。なにか東京と大阪の違いみたいです
外宮
伊勢神宮の外宮(正式名称:豊受大神宮)は、三重県伊勢市の中心部に鎮座する神社で、内宮(皇大神宮)と並ぶ伊勢神宮の二大正宮のひとつです。

🌾 豊受大御神とは?
- 食物・穀物の神様であり、天照大御神の食事を司る「御饌都神(みけつかみ)」。
- 現代では、衣食住や産業の守護神として広く信仰されています。
- 毎日朝夕に「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」という神事が行われ、天照大御神に供物が捧げられています。
🌿 外宮の見どころ
- 正宮(豊受大神宮):外宮の中心で、豊受大御神を祀る最も重要な社殿。
- 別宮:
- 多賀宮(たかのみや):外宮の中で最も格式高い別宮。
- 土宮(つちのみや):土地の神様を祀る。
- 風宮(かぜのみや):風を司る神様を祀る。
- せんぐう館:外宮の敷地内にある博物館。式年遷宮の模型や資料が展示されており、伊勢神宮の歴史を学べます。
はじめに

伊勢市駅
今回は名古屋から近鉄急行を利用して伊勢市駅まで来ました。外宮はここから歩いて5分くらいの場所です。JR関西線でも来ることはできますが近鉄線の方が安く早かったので近鉄を利用しました。
伊勢市駅から歩いて外宮に行きました
名古屋から伊勢市までJRと近鉄の運賃等比較表
交通機関 | 所要時間 | 運賃 |
JR | 約100分 | 2,040円 |
近鉄急行 | 約100分 | 1,470円 |
近鉄特急 | 約 80分 | 2,810円 |

1人で行くには断然、交通機関を利用した方が格安だと思いますが2人以上で参拝に行くなら車利用が良いと思います。
伊勢市駅から外宮まで

外宮参道
駅前から外宮まで続く外宮参道には老舗の料亭や物産店やお洒落なカフェなどが軒を連ねています。
歩いて5分くらいで外宮に行けます。

旅館 山田館
100年以上の歴史をもつ旅館。
外宮参道で特に目立つ建物でした。
すぐ隣がUFJ銀行で駅から歩いて2分くらいと立地は最高だと思いました。

鈴木水産
山田館の隣は伊勢志摩の伊勢海老・あわびなど食べれる食堂や物販もされています。
水槽棟から好きな魚や伊勢海老を選び活きた魚介類をこの上ない鮮度で召し上がって頂けます。


伊勢市駅から外宮まで歩いて5分くらいの距離。途中、数多くの店が立ち並んで、お土産や食事処も最近では増えたように思います。
外宮(火除橋)

伊勢駅から真っすぐ歩いてくると火除橋を渡り真っすぐ歩くと手水舎があり第一鳥居を潜って参拝します。


正宮 豊受⼤神宮


外宮ではまず正宮、豊受⼤神宮からお参りし次に別宮を廻ります
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多賀宮

多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、豊受大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。
https://www.isejingu.or.jp/about/geku/betsugu.html
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⼟宮

ご祭神は、大土乃御祖神。古くから山田原の鎮守の神でしたが、外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格しました。
https://www.isejingu.or.jp/about/geku/betsugu.html
土宮の付近は式年遷宮山口祭、御船代祭の祭場でもあります。
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風宮

ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、内宮別宮の風日祈宮のご祭神と同じです。雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮では古より正宮に準じて丁重にお祀りしています。
https://www.isejingu.or.jp/about/geku/betsugu.html
外宮神楽殿

伊勢神宮の外宮の神楽殿。天皇以外供物を捧げられない決まりだったが、明治時代供物を捧げたいという人々の願いに応える形で神楽殿が作られた。参拝者の祈りを大御神に取り次ぐための窓口となっており、ご祈祷受付では、御神楽、御饌などの祈祷依頼や、次期式年遷宮に向けた御造営資金の奉納を受け付けている。お神札授与所では、お神札、お守りなどを授与してもらえる。参拝記念の御朱印もこちらで受付している。
https://travel.yahoo.co.jp/kanko/spot-00019151/
内宮(皇大神宮)

伊勢神宮・内宮は、ただの観光地ではなく、日本文化と精神性の源泉とも言える場所です。正式名称:皇大神宮は、三重県伊勢市に鎮座する日本最高峰の神社であり、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神道の中心的存在です。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
天照大御神は、日本神話に登場する太陽の神であり皇室の祖先神とされ、国家の繁栄や平和、秩序を司る最高神として信仰され、日本人の総氏神とも称されています。その天照大御神を祀る伊勢神宮は、願い事をする場所ではなく、感謝を捧げる場所とされているのが特徴です。
およそ2000年前、垂仁天皇の御代から五十鈴川のほとりに鎮まります皇大神宮は皇室の御祖先であり、我々国民から総氏神のように崇められる天照大御神をお祀りしています。
https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/
内宮の入口である宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域。「心のふるさと」と称される日本の原風景が広がります。

雨の伊勢神宮はご利益があると聞いたことがある。特に1月5月9月は参拝するには最もよいとの事です。私はこの言葉を信じて10年間行動してきました。悔いはありません。
手水舎

まずここで参拝前に手や口を清めます。
手水舎ではまず右手で柄杓に水を汲み、左手から右手の順で洗い、次に左手に水を受けて口をすすぎ、改めて左手を清め、残った水で柄杓の柄を洗い清めるのが正しい作法とされる。
五十鈴川

内宮から
内宮には「五十鈴川御手洗場」もあり、古くからの例に倣って川の水で清める参拝者も多い。
川の中に賽銭を投げる人も多いらしいがあまり進められないとの事。
川の水は思った以上に冷たく手が凍るような感じでした。
皇大神宮


さすがに雨とあって人はいつもより少ないと感じました
別宮(荒祭宮)

荒祭宮は、内宮に所属する十所の別宮のうち、第一に位しています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。ご祭神は、天照大御神の荒御魂。神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。
https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/betsugu.html
内宮神楽殿

毎年ここでお神札を買い自宅の神棚に収めます。
1月は色々と神社参りとお墓参りで忙しい。
このような慣習を10年以上続けていると確かに何かが変わってきていると思う。
だから大勢の人がこうして参拝に来るのが理解できるようになったと思います。

私は10年から20年くらいのデータは信用しないが何百年以上の言い伝えは信用する方です。なぜなら単に言い伝えといっても長期にわたる統計学だと確信しているからだ。最近のデータは改ざんが目立つ。

神馬
荒祭宮をお参りした後この場所を通ります。
なんでも皇室から送られた神馬(神様だけが乗ることができる馬)が待機する日があるとの事。
以前、運よく観ることができました。
縁起が良いらしいです。
今回は見れませんでした

話によると神馬は毎月、1日、11日、21日の朝8時ごろに正宮(外宮の神殿、内宮の神殿)に参拝します。

参集殿
少し歩きますと参拝者休憩所があります。
内宮の境内のなかにある参拝者向けの無料の休憩所です。
伊勢神宮を参拝して疲れたら、こちらの参拝者休憩所を利用出来ます。
また、ここでもお札やお守りなどを購入することもできます。
おかげ横丁

おかげ横丁は、伊勢神宮・内宮のすぐそば「おはらい町」の中ほどに位置する、江戸から明治期の伊勢路の町並みを再現した観光エリアです。
🏘️ おかげ横丁の魅力
- 歴史的な町並み:江戸〜明治期の木造建築を移築・再現した約4000坪の敷地に、50以上の店舗が軒を連ねています。
- 食べ歩きグルメ:赤福、伊勢うどん、てこね寿司、牡蠣料理、チーズ棒など、伊勢志摩の名物が勢ぞろい。
- お土産と工芸品:伊勢の特産品や伝統工芸品を扱う店が多数。旅の思い出にぴったりの品が見つかります。
- 体験施設「おかげ座 神話の館」:日本神話をテーマにした展示施設で、和紙人形や映像を通じて神話の世界を体感できます(入館料:大人400円、子供200円)。
- 神恩太鼓の演奏:土日祝には専属チームによる迫力の太鼓演奏が行われ、五感で日本文化を楽しめます。
- 季節の催し:歳時記に合わせたイベントや装飾が施され、訪れるたびに違った風情が味わえます。
おはらい町の中程、赤福本店前あたりの横丁一画が「おかげ横丁」
江戸期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されており、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
https://ise-kanko.jp/purpose/oharaimachi-okageyokocho/
伊勢うどん「ふくすけ」

ポストが目印

名前がいい





毎年「ふくすけ」で伊勢うどんを食べることが私のこだわり真っ黒な醤油、関東人には問題ないと思うが関西人はどうかな?
お土産



味噌汁に入れるた時の香りが忘れられません

美味しかった。病みつきになりそうです
つまみ食い

















以上、伊勢神宮の参拝の仕方を説明させて頂きました。参考になれば幸いです。

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